1. あなたの組織に最適な語学研修を選ぶために

社員向けの語学研修サービスを選ぶ際には、自社が求める成果をしっかりと実現できるプラットフォームを見極めることが重要です。

たとえばビジネスの現場では、円滑なコミュニケーションのために必要となる、微妙なニュアンスを含む言語スキルを習得できるサービスが求められます。

どの語学研修を選ぶかによって、社員の学習意欲や成果にも大きな違いが生まれます。そのため、各サービスの特長や利点を丁寧に比較・検討することが、組織にとって非常に重要です。

1.2 コミュニケーションスキルの重要性

優れた語学研修は、単なる知識の習得ではなく、実際に「使える」コミュニケーション力の育成に重点を置く必要があります。ゲーム的なアクティビティや、聞き流すだけのリスニング練習に偏った学習では、社員がクライアントとの交渉をしたり、営業プレゼンを行ったり、同僚にフィードバックを伝えたりといった、実務に求められるスキルを身につけることはできません。

数か月間学習を続けても、社員が自信を持って話せるようになっていないとすれば、その語学トレーニングは本当に効果的と言えるでしょうか。

文法の暗記や録音された会話の視聴だけでは、実践的なコミュニケーション力の習得には不十分です。こうした複雑な言語スキルを身につけるには、ポイントを明確に学んだ上で、実際の状況を想定した練習を重ねることが欠かせません。

そのため、職場向けの語学研修には、教室内での学習にとどまらず、実務に即したシナリオで言語を使う機会が求められます。リアルタイムでのやり取りを通して練習することで、社員は自信を持って職場でも言語を使いこなせるようになります。

さらに、社員がクライアントや同僚と適切かつ効果的にやり取りを行うには、言語の社会的なニュアンスへの理解や、異文化間でのコミュニケーションに対応できる力が不可欠です。そのためには、実際の業務に近い文脈の中で繰り返し練習ができる、実践的な学習環境が理想です。

しかし、Zoomのようなオンラインクラスでは、学習者同士が会話することはできても、共通の空間が存在しないため、ロールプレイの幅はどうしても限られます。対面授業でも、周囲の状況を他の参加者と共有することは難しく、ロールプレイは想像に頼るほかありません。

実際の職場で必要なコミュニケーションスキルを効果的に身につけるには、現実に近い空間を共有し、リアルなやり取りができる環境で言語を学ぶことが重要です。近年のVR技術の進歩により、社員はオフィスにいながら、コンピューターからそのまま没入型の語学トレーニングに参加し、自然な文脈の中でリアルなコミュニケーションを練習できるようになっています。

A graphic of a pyramid titled Research Shows with an explanation of how VR is uniquely suited to Bloom's Taxonomy of Language Learning

2. 言語学習サービスの比較:IMMERSEと他サービスの違い

IMMERSEの語学トレーニングは、一般的なモバイルアプリや語学学校、eラーニングと比べて、より実践的で高度な内容を提供しています。一見すると他のサービスと同じように見えるかもしれませんが、その中身はまったく異なります。

とはいえ、比較できるポイントもいくつかあるため、ここでは主な違いを項目ごとに見ていきましょう。

2.2 プラットフォームの特徴

Platform Features chart comparing popular features of Immerse versus traditional e-learning versus language schools versus mobile apps.

管理面においても、IMMERSEは社員向けの語学研修を効果的に導入・運用するために必要な機能をすべて備えています。

導入時にはカスタマーサポートが設定をサポートし、ダッシュボードを使って学習者の参加状況や進捗を簡単に把握・管理することができます。

受講者は登録後、24時間365日いつでもIMMERSEにアクセスでき、レベル判定ツールや進捗テストにより、最適な学習ステップとアクティビティが自動的に案内されます。これにより、自分の目標に向けた学びを継続的に進めることが可能です。

さらにIMMERSEでは、暗記や機械的な反復による表面的な学習に陥らないよう、継続的に新しいコンテンツが追加され、学習者の関心と意欲を高める工夫がなされています。

2.3 講師とカリキュラムの質

This chart compares the educational factors of Immerse versus traditional e-learning versus language schools versus mobile apps.

IMMERSEでは、語学学習における教材・レッスン・指導者の質を徹底的に追求しています。

教材・レッスンの開発は、社内の専門チームが担当しており、その責任者はPearsonから多数の教科書を出版し、アメリカ国務省の語学プログラムアドバイザーも務める実績ある教育者です。

また、すべての教材・レッスン・アクティビティは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に準拠しており、コミュニケーション重視のインタラクティブなアプローチに基づいて設計されています。

レッスンは段階的に構成されており、新しいスキルを少しずつ身につけ、最終的には自分の力で使えるようになるプロセスが組み込まれています。まず、講師が新しい文法や表現を紹介し、学習者の既存の知識や理解を引き出します。続いて、提示された語句を使ってシンプルなアクティビティに取り組み、徐々に学習者自身が語彙や文法を使って自分の言葉で発話・表現する練習へと進みます。
最後は、台本なしで自由に話すディスカッションを行うことで、実践的なコミュニケーション力を養います。

こうしたアプローチは、多くの語学学習サービスによくある「新しい内容を紹介し、少し練習しただけですぐ次へ進む」ような形式とは大きく異なり、学習効果の高さに直結しています。

実際に、IMMERSEのレッスンは非常に高い満足度を誇っており、レッスン後のアンケートでは平均4.9/5という高評価を獲得しています。「難しい内容もわかりやすく説明してくれる」「安心して発言できる雰囲気がある」「トレーナーが親切で、知識も豊富」といった声が多く寄せられています。

これらのレッスンを支えているのが、IMMERSEが誇る語学トレーナーチームです。トレーナーの採用には厳格なプロセスが設けられており、専門知識や指導スキルに加え、IMMERSEの教育理念との適合性も重視されています。対象となるのは、十分な指導経験があり、ネイティブレベルの言語力を持ち、TESOLなどの関連分野で学士号以上の学歴を有する人材のみです。実際、トレーナーの55%が修士号、21%が博士号を保有しています。

採用後も、すべてのトレーナーは徹底したトレーニングを受けた上で、継続的なプロフェッショナル・ディベロップメントに参加しています。
さらに、教育チームがレッスンを定期的に観察・評価することで、常に高い指導品質が維持されています。

2.4 エンゲージメントと学習効果

This chart compares the engagement and effectiveness of Immerse versus traditional e-learning versus language schools versus mobile apps.

IMMERSEの革新的な設計は、第三者である大学の研究者によって、他の語学学習手法よりも効果的であることが実証されています。IMMERSEで学習することで、学習者はより効率的に、より高いモチベーションを保ちながら、実践的な言語運用能力を身につけることができます。その理由の一つは、IMMERSEが「コミュニケーション」に重点を置いており、学んだスキルをすぐに現実の場面で活用できるよう設計されている点にあります。

IMMERSEがより効果的であるもう一つの理由は、医師の診察室や店舗など、現実に近いシチュエーションの中で学習体験が行われる点にあります。このように実際の場面を再現した環境で学ぶことで、さまざまな学習上の利点が得られます。たとえば、店舗内を歩き回りながら商品をカゴに入れ、それについて会話をすることで、言語学習を「体で感じる」体験としてとらえることができます。研究によれば、このような身体を使った活動は、従来の語学学習よりも脳内の広範な学習ネットワークを活性化させることが明らかになっています。

身体を使った活動を伴う学習は、新しい語彙の習得を早め、記憶の定着を促し、理解を深める効果があります。また、学習者が現実に近い環境でロールプレイを行うことで、そこで身につけた言語スキルは実際の場面にもスムーズに応用できるようになります。

また、適切なコミュニケーションを行うには、状況に応じた表現やふるまいを現実に近い環境で練習することが重要です。リアルな場面でのやり取りを体験することで、学習者はその言語が使われる文化において、どのように丁寧に伝え、相手に配慮した行動を取るべきかを自然に身につけることができます。

IMMERSEは、学習者の積極性やモチベーションの向上にもつながります。アバターを通して参加できるため、人前で話すような緊張感がやわらぎ、新しい言語を話すことへの抵抗感が軽減されます。このような不安の少なさが、より積極的な発話や参加を促します。

仮想空間でのやり取りは自然で興味深く、他の学習者とのつながりを通じて、語学学習を単なる作業ではなく、充実した社会的な体験として捉えることができます。

実際に、IMMERSEには活発で温かみのある学習コミュニティが存在します。学習者はソーシャルエリアに集まり、気軽な会話練習や異文化交流、ゲーム、さらには誕生日会やカラオケなどのイベントも楽しんでいます。このような楽しく支え合える環境に身を置くことで、学習への意欲や継続性、楽しさが一層高まります。

2.5 学習機会の種類

This chart compares the different learning opportunities of Immerse versus traditional e-learning versus language schools vs mobile apps.

IMMERSEのドロップイン型クラスコミュニティイベントでは、学習者がリアルタイムで参加し、個別に対応した指導を受けることができます。さらに、AIとのガイド付き会話などの自主学習機能を活用すれば、いつでも自分のペースで練習でき、気軽に言語スキルを磨くことができます。

さらに、「コモンズ(言語交流)」では、個人でもグループでも、身体の動きや感覚的な体験を取り入れたゲームを通じて、身体性のある学びや活発な交流を楽しむことができます。

2.6 どの語学学習サービスが最適かを見極めましょう。

語学研修サービスを選ぶときに大切なのは、あなた自身、もしくはあなたの組織にとって「最適な選択肢」を見つけることです。使いやすさ、対応言語、価格といった基本的な条件はもちろん重要ですが、それだけでは不十分です。実際に学習者がどのような学びを得られるのか、どのような成果につながるのかを見極める視点も欠かせません。

検討の際は、次のような基準を参考にしてみてください:

  • 学習者が目標を達成するまで、意欲を持って継続できるような仕組みがあるか?
  • 学ぶスキルは、日々の業務で本当に必要とされている内容と合っているか?
  • 学んだことを、どれくらい早く・スムーズに仕事の現場で活用できそうか?

3. AI×VRによる法人向け語学研修の強み

IMMERSEは、没入型の仮想空間とAI、そして人との対話を組み合わせ、実践的なコミュニケーション力を養うための学習環境を提供する唯一の語学研修サービスです。

IMMERSEでは、会議室や空港、上司のオフィスといったリアルなシチュエーションの中で、実際にその場にいるかのように視覚的に状況を把握し、空間を移動しながら人と関わり合い、言語を学んでいきます。このような体験型の学習によって、従業員は現場で即戦力となるコミュニケーションスキルを身につけることができます。

3.2 ライブレッスン:学習者一人ひとりのニーズに合わせた専門的な指導

IMMERSEのライブレッスンでは、学習者の日常のタスクに直結するコミュニケーションスキルを段階的に身につけられるように設計されています。たとえば「価格交渉をする」といった具体的なタスクを達成するために必要な言語表現から学び始め、徐々に自立的な活動へとステップアップしていきます。

レッスンの終盤には、学習者自身が実際の業務を想定したシチュエーションの中で、そのコミュニケーションタスクを一人でこなせるようになります。こうした構造化された学習プロセスにより、職場での実践につながる力が自然に身についていきます。

A teacher and students interacting as avatars in a virtual scene, giving each other thumbs up.

IMMERSEでは、ネイティブレベルの語学トレーナーが「エマージェント・ランゲージ・ティーチング(Emergent Language Teaching)」を取り入れ、参加している学習者一人ひとりのニーズに応じた柔軟で個別性の高い指導を行います。

また、IMMERSEでは、リアルタイムでの練習に加えて、自主学習用の練習アクティビティも豊富に用意されており、多様なスタイルで言語スキルを磨くことができます。

3.3 自主学習アクティビティ:24時間いつでも、フィードバック付きの実践的な会話練習

IMMERSEの自主学習アクティビティは、ライブレッスンと同じコミュニケーションタスクに基づいて設計されており、学習効果を最大限に高めるサポートを提供します。語彙や発音の練習に加えて、AIとのガイド付き会話練習機能も搭載されており、実践的な会話スキルの習得をサポートします。

このAI会話機能では、学習者がトピックを選ぶと、ChatGPTを活用したアバターが、習熟度に応じたレベルで会話をリードします。会話中にミスがあった場合は、その場でフィードバックを提供しながら対話を続ける仕組みになっており、学びながら安心して会話練習ができる環境が整っています。

An AI conversation avatar next to a dialogue box that includes a grammar tip.

3.4 コミュニティ:実践的な対話を通じて、自信と会話力を高める

言語習得において、他者との交流は学習成果や会話への自信に大きな影響を与える重要な要素です。IMMERSEのアクティブな学習コミュニティに参加することで、こうした効果をより実感しながら学ぶことができます。

IMMERSEでは、さまざまなライブ形式の会話イベントを開催しています。言語交流の場で練習相手を見つけたり、フレンドリーなスタッフが主催するミートアップで他の学習者と交流したり、自分で仮想空間を作って会話練習の場を開くことも可能です。こうした実践的なやり取りを重ねることで、学習者は自然と発話への自信を高めていきます。

多くの法人向け語学研修プログラムは、退屈で時代遅れの指導法や練習方法に頼っており、実際に使える語学力の習得にはつながりにくいのが現状です。
しかし、IMMERSEはその常識をくつがえす、まったく新しい学習体験を提供します。

IMMERSEは、従業員が短期間で実践的な語学力を身につけるために開発された、唯一無二の学習プラットフォームです。科学的な知見に基づいたカリキュラムは、語学教育の専門家によって設計され、常に最新の内容にアップデートされています。講師陣は、高度な教育・トレーニングを受けたうえで厳選されたプロフェッショナルばかりで、受講者一人ひとりに寄り添った丁寧な指導を行います。

また、IMMERSEのレッスンは、没入感のあるリアルなシチュエーションで展開されており、多くの学習者から高い評価を得ています。日常業務に即した具体的なコミュニケーション場面で学ぶことで、従業員は自信を持って言語を使いこなせるようになります。

IMMERSEを選ぶということは、単なる語学研修ではなく、「確かな成果」への投資を選ぶことにほかなりません。

An avatar of a student giving a high five while standing next to a board with descriptive sentences like "There is a shadow in the bottom right corner".

IMMERSEと一般的な法人向け語学研修サービスとの間には、はっきりとした違いがあります。IMMERSEは、科学的な根拠に基づいて設計された、他にはない学習プラットフォームです。特に、リアルな場面を再現したバーチャル空間の中で、実践的なコミュニケーションを段階的に学べる点が大きな特長です。

「なぜIMMERSEは、これほど早く・効果的に言語が身につくのか?」については、次の記事で詳しくご紹介しています:IMMERSEが成果を生む理由

また、IMMERSEの機能やカリキュラム、学習ツールについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください:IMMERSEの仕組み